■和文日付印いろいろ  (民営化前からの流れで「普通局」「特定局」等の表現を使用します。)


 明治以来使用されてきた和文日付印の基本デザイン。日付の上下の櫛型の模様に由来する。直径24mm。
普通局 特定局・簡易局 通常郵便局 小包集中局 郵便集中局 その他
普通局はもちろん特定局・簡易局のうち人口5万人以上の市、または都道府県名を含む場合は
都道府県名を表示しない。
北海道旧国名 「分室」文字入り
特定局・簡易局 分室 その他
A欄に県名・局名
一般的な例
D欄に県名表示 D欄に局名分割表示 A欄に本局・分室 D欄に分室名表示 A欄に分室名表示 時刻表示(前/後)


 昭和57年5月31日から普通局57局、集中局1局、
 特定局12局で使用開始。延べ71局で使用された。
 平成6年2月14日の広島中央局を最後に終了。
 平成3~5年、
東京・関東
郵政局管内
で使用。



便
 鉄道郵便局の廃止に伴い、
業務引継ぎ局として設置。
普通局 特定局 集中局 ナンバリング 本局 輸送センター
都道府県名なし 都道府県名あり 都道府県名なし 日付活字の配置で
判別できる。
青森輸送・東京輸送、(同)東陽セ
大阪輸送、(同)大淀セで使用。


 昭和61年4月1日より使用開始。普通日付印の主流となったが、
 現在では浸透印の普及により絶滅危惧種となっている。
 特定局・簡易局のうち人口5万人以上の市、または都道府県名を含む
 場合は都道府県名を表示しないが、普通局であっても同一名称の普通局
 が存在する場合は都道府県名を入れる。
上の印は事務用に使用。実際に
郵便物に押印されることはないが、
記念押印には応じた。
下は郵便物の消印に使用された。
普通局 特定局・簡易局 本局 輸送センター
都道府県名なし 都道府県名あり 都道府県名なし 都道府県名あり 長野・東小倉・久留米の3局で使用 羽田空港内ポスト
収集のみで使用
特定局・簡易局 郵便集中局 通常郵便局 小包集中局 分室
D欄局名
分割表示
都道府県名なし A欄に本局
・分室
D欄に分室名表示 A欄に分室名表示


 インクで汚さないことを理由に平成7年4月3日より51局で試行開始。
 平成8年10月1日に改良型に変更。平成12年4月3日から全国配備。現在では主流に。
 インクの調整や目詰まりの手入れができない等、浸透印の特性を解っていない局員が多いのが問題。
試行7年型 試行8年型 「・」が無い?
特定局・簡易局
都道府県名無
特定局・簡易局
都道府県名入
特定局・簡易局
D欄都道府県名
特定局・簡易局
都道府県名無
特定局・簡易局
都道府県名入
理由不明
普通局 普通・特定・簡易 特定局・簡易局 分室
都道府県名無 都道府県名入 都道府県名無 D欄都道府県名 D欄局名
分割表示
局名・分室名 D欄分室名